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新風を吹き込む-グローバリズムと言語の壁

当社のお客様はアメリカやヨーロッパに本社を置く企業が多く、私自身も含めて周りのメンバーは日々、必然的に業務上の関係者とは母国語以外の言語を用いたコミュニケーションが要求されます。特に日本は、日本語をほぼ唯一の言語として使用してきた歴史から、「英語アレルギー」という言葉に代表されるように外国語へ苦手意識をもつ人は今も多いかもしれません。

 

私自身も例外ではなく、国際色豊かな環境に毎日身を置いていても言葉や文化の壁を越えられないと感じることは、正直少なくありません。しかし、当社の営業メンバーは外国語を駆使してお客様企業の主要メンバーと日々コミュニケーションをとり、エンジニアやプロジェクトマネージャーも言語力を生かしてクライアントのITにおける課題を解決へと導きます。このように、「The power of language」(言語力)をもってクライアントの円滑なビジネスをサポートをすることは、当社の大きな強みのひとつです。

 

最近、多国籍企業のお客様事例で興味深いケースがありました。アメリカに本社を置く某製造メーカーの中国物流センターでの事例で、さまざざまな課題を乗り越え「global meets local」、すなわちグロバール(本社) のニーズをローカル(他国拠点)に適応させることに成功した事例です。

 

そもそも、本社には優れた社内ITヘルプデスクが設置されており、中国の物流センターで働くスタッフも24時間いつでもそのヘルプデスクを利用することができました。但し、使用言語は英語です。中国拠点からは兼ねてより遠隔地のユーザー環境における利便性への不満の声が上がっており、言語の違いによる障壁もそれに拍車をかけ状況は悪化の方向に向かっていました。

 

本社ヘルプデスクチームと中国のマネジメントチームは検討を重ねましたが、満足するレベルまでこの問題が解決されることはありませんでした。そこで、当社中国支店が課題解決に介入することになりました。依頼を受けたアメリカ本社からヒアリングを行い、その後、実際にアクションを開始しました。まずは、初期フェーズのIT監査です。中国物流センターのITインフラストラクチャーのシステム監査を行い、次に現地スタッフ一人ひとりに、ITシステムをどのように利用しているか、そこにどのような課題や不満を抱えているかをヒアリングしました。その後、ヒアリング内容を英文ドキュメントとしてまとめ、再度現地スタッフと内容を確認していきました。

 

IT監査の終盤には、全てのユーザーフィードバックをまとめたレポート、現地調査を行った当社エンジニアによる見解書、そして当社の実績から類似するケースをまとめたレポートを作成しました。それらの資料に基づいて、現状のプラットフォームが正しく構築されているか、ユーザーがシステムを正しく利用できているか、そしてユーザーの現状への不満は妥当なものか、若しくは不適切・非効率な使用に起因するものかを検討しました。

 

その結果、当社が実際に物流センターのITチームとしてアメリカ本社と中国拠点の橋渡し役となり、効率的なコミュニケーションと課題解決の迅速化の実現に向け着手することになりました。既存のITシステムを理解するため、独自のトレーニングプログラムも開発し、長期に渡り問題のひとつとされていた効率的なIT利用の促進とIT資産の有効活用の改善に寄与することができました。

 

ITは言わずもがな必要不可欠な存在ではありますが、時として現場に小さな不満や混乱をもたらすことがあり、そこに地域性や言語の違いなどの更なる障壁が介在すると、状況は更に悪い方向へと進むことがあります。それらの問題は単に現地言語とITの技術や知識だけで解決できるものではなく、現地ビジネスカルチャーへの理解、現地の社会的IT環境における多くの知識や経験、そして正しい相互理解を可能にするレベルの言語力などにより、更に効果的な問題解決が可能となります。もしこのような状況に直面しているとしたら、上記に挙げたスキルを持ち合わせる外部の客観的な視点こそが現状問題に風穴を開ける突破口となり、画期的な変化を企業にもたらすことができるかもしれません。みなさまの会社でもこのようなケースがあるとしたら、今がアドバイスを求めるベストタイミングかもしれません。