
プロジェクト報告:世界有数のPR会社、東京オフィスを移転
産業分野: 広告/PR/メディア/エンタメ
都 市: 東京
概 要: ヨーロッパに拠点を置く世界有数の広告メディアグループ傘下のPRエージェンシーが東京オフィスを移転
東京港区のランドマークとしても知られる高層オフィスビルへ移転後、オフィス内の改装を重ねながら長らく日本有数の企業が集う商業地区でその恩恵を受けてきた同PR会社は、自然と日本の伝統文化が融合する地に建つ高層オフィスビルへと心機一転、移転することを決断しました。
この移転プロジェクトにあたり、当社のWorkplace Technologyチームは、一連のIT要件に対するバイリンガルITコンサルティングとプロジェクトマネジメントサービスを提供しました。
同PR会社とは日本で3年以上にわたるパートナー関係を構築しており、これまでITインフラや社内ユーザーに対し年間を通したITサポートを提供してきました。そのことから、クライアントのIT環境やグローバル基準など必要な情報は既に把握しており、クライアントが求める機能性やテクノロジーを取り入れた最新のオフィスを効率的かつスピーディに設計/調達/導入することができました。
新しいネットワークには、Cisco製スイッチMeraki MS120-48LP、アクセスポイントMeraki MR42を導入。また、ネットワークセキュリティには多層型の防御機能を一つにまとめた総合アプライアンスCisco ASA with FirePOWER servicesを導入しました。侵入防御システムやマルウエア防御システムなど複数の機能を一つにまとめたデバイスで、複雑性を緩和しつつ、コスト低減を実現。高い可視性と自動化機能でネットワークの管理効率が格段に向上しました。
オンプレミスのサーバールームに導入したAPC製Smart-UPSは電力効率化の自動化と直観的な情報把握を可能にする液晶モニターを採用したUPSであり、管理者負担の軽減にも成功しました。
電話システムにはインターネットを利用するIP-PBXを採用し、運用管理コストを低減しつつ、高い拡張性を実現しています。
インターネット専用線にはColt IP Accessを採用。設計、導入、運用監視、セキュリティまでをトータルで提供するマネージドサービスや徹底した冗長構成、年間100%に近い稼働率と1時間未満のダウンタイムを保証してる同サービスは、24時間365日のバイリンガルカスタマーサポートを提供しており、グローバル展開する同社にとって安心のインターネット環境が構築されました。
昨年末にプロジェクトが最終決定したため、納期がかなり短く厳しいプロジェクトでしたが、当社担当チームがクライアント側の海外/国内のIT部門、指定された建築デザイン事務所、国内のビル管理会社、その他関係各社と緊密に連携を図りながらプロジェクトを進め、当初の予定通り営業初日を迎えることができました。
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