
最適なWiFiを導入してより快適なモバイル環境をつくる
10月 17, 2019
0 Comments
無線LANネットワークが近年ますます複雑化しているのは誰の目にも明らかでしょう。ビジネスに不可欠なアプリケーションや統合型コミュニケーションツールへの対応が進むにつれ、無線LANの可用性と性能の向上にはこれまで以上に期待が高まっています。多くの場合、ネット―ワークは時間の経過とともに拡張していき、限られたエリアに存在するわずかなアクセスポイントから数百台規模へと全社的に拡がりをみせます。
しかし、無線LAN導入後に生じる課題もあります :
- IP電話やテレビ会議システムなどリアルタイムアプリケーションに対応できるよう設計されていない
- トラブルシューティングや保守運用が難しく運用コストが高くなりがち
- 可用性や性能においてベストプラクティスを用いて設計されていない
- 導入時には存在しなかった干渉や環境変化などの外的要因により劣化する
- ドキュメントがまとめられておらず、どこに保存されているかわからない
- 製造元の保証期限が過ぎている古いハードウェア/ソフトウェアを利用していてる
WiFiの良し悪しは体感として非常にわかりやすく、会社のIT部門の評価に直接的に影響します。
さらにIT部門を過酷にしているのは、増加する帯域幅とパフォーマンスの需要に対応しながら、急増する新しいモバイル端末も管理しなければならず、ネットワークアクセス、可用性、そして規制順守も保証する役割を担わされているという現実です。そして、基本的なワイヤレスネットワーキングから脱却して次世代のビジネスモビリティ、コラボレーション、生産性に移行させるというビジネス変革を目的とした戦略的IT構築も推進していかなければなりません。しかしそこには、無線LANの最適な実行を保証するために費やせる時間はほとんど残されていないのです。
私たちの無線LAN評価サービスは、無線LANとその管理における豊富な経験を活用して、ネットワークを最高レベルで実行しながら、新しいアプリケーションと増え続けるクライアント端末に対応できる環境構築の実現を支援します。このサービスを利用することにより、IT部門はその他のIT運用における課題や戦略的イニシアチブに集中できるようになります。
私たちはこれまでの豊富な経験と蓄積されたノウハウををベースに、お客様固有の無線LANニーズを理解し、専用ツールを用いてお客様の要件に準じた無線LAN評価を実施します。
無線LANのパフォーマンス分析、アプリケーションへの適応状況、また構成の見直しやIT資産管理などを含む包括的な状況把握など、あらゆる企業のニーズを満たす評価サービスを提供しています。
専用ソフトウエアによるパフォーマンス評価
私たちは最新のネットワークツールとソフトウェアを使用して、信号強度、ノイズレベル、信号対雑音比(SN比)、チャネル干渉、ダウンリンクデータ予測値、オーバーラップなど、いまある無線LANのパフォーマンスと環境についてあらゆる指標と詳細な分析を用いて評価を実施します。問題が及んでいるエリアの特定、ネットワーク容量、ノイズレベルなどについての知識や、修正作業における専門的なアドバイスがあれば、企業は無線LANの欠陥や不具合を修復することができるのです。
パッシブ調査
新しいアプリケーションを導入する際、そのロールアウトが成功するかどうかはエンドユーザーエクスペリエンスよって決まります。レガシーな状態のままの無線LANを使用していると、多くのアプリケーション、特にIPシステムや位置情報サービス等のアプリケーションにおけるロールアウトの成否に大きく影響します。無線LANのパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性のある問題を特定することで、既存の無線LANが新しいアプリケーションに対応できる状態にあるかどうか、私たちがパフォーマンス評価を実施して課題を見える化します。
まずはお気軽にご相談ください